シャープの加湿空気清浄機には、KCシリーズが
KC-35C1、KC-51C1、KC-A40、KC-A50、KC-A70、KC-B40、KC-B50、KC-B70、KC-C70、KC-C100、KC-C150、KC-D40、KC-D50、KC-D70、KC-E40、KC-E50、KC-E70、KC-F40、KC-F50、KC-F70、KC-G40、KC-G50、KC-GD70、KC-H50、KC-HD70、KC-W35、KC-W45、KC-W65、KC-W80、KC-Y30、KC-Y45、KC-Y65、KC-Y80、KC-Z40、KC-Z45、KC-Z65、KC-Z80、KC-J50
の38製品あります。
そして、KIシリーズが
KI-AX70、KI-AX80、KI-BX50、KI-BX70、KI-BX85、KI-DX50、KI-DX70、KI-DX85、KI-EX55、KI-EX75、KI-EX100、KI-FX55、KI-FX75、KI-FX100、KI-GS50、KI-GS70、KI-GX75、KI-GX100、KI-HP100、KI-HS40、KI-HS50、KI-HS70、KI-HX75、KI-WF75、KI-WF100、KI-JS40、KI-JS50、KI-JS70、KI-JX75、KI-JP100
の30製品あります。
その中でも、
2016年に発売された
KC-G40、KC-G50、KI-GS50、KI-GS70、KI-GX75、KI-GX100
2017年に発売された
KC-H50、KI-HS40、KI-HS50、KI-HS70、KI-HX75、KI-HP100
2018年に発売された
KC-J50、KI-JS40、KI-JS50、KI-JS70、KI-JX75、KI-JP100
が現在でも販売されているので、この18製品に絞って比較していきます。
プラズマクラスター7000、25000、NEXTの効果の違い
シャープの加湿空気清浄機を比較するには、まずプラズマクラスターのことを知っておかなければいけません。
プラズマクラスターとは、製品から放出される、プラスイオンとマイナスイオンのことです。
そのイオンによって、空気中に浮遊しているホコリやチリや静電気などを取り除くことができるのです。
そして、そのプラズマクラスターは7000から始まって、25000、50000と、その数字が増えることで効果も上がります。
シャープはプラズマクラスター50000のことをプラズマクラスターNEXTと呼んでいます。
それでは、プラズマクラスター7000の効果から順に説明します。
プラズマクラスター7000の効果
プラズマクラスター7000の効果は、
- 空気中のカビ菌の除菌
- 空気中のウイルスの作用を抑える
- 空気中の菌の作用を抑える
- ダニのふん・死骸などの空気中のアレル物質の作用を抑える
- 家具や服についたタバコの臭いの分解・除去
- 静電気を抑える
があります。
プラズマクラスター25000の効果
続いて、プラズマクラスター25000は7000に加えて、
- 家具やその他に付着しているカビ菌の増殖を抑える
- 家具や服などに付着しているウィルスの作用を抑える
- 10畳の部屋で20分間プラズマクラスターを浴びた場合お肌にツヤを与える
といった効果があります。
プラズマクラスターNEXTの効果
プラズマクラスターNEXTになると
- 家具や服についた臭いの原因菌を除菌
- ストレスの度合いの軽減
- 集中力の度合いの向上
などの効果が加わります。
さらにNEXTは、7000や25000に比べ、効果が出る速さが何倍にもなるものもあります。
シャープ加湿空気清浄機の型番の見方と選び方
シャープの加湿空気清浄機の型番は、前2つのアルファベット(KC、KI)と真ん中のアルファベット(A~Z)、そして、後ろの数字部分でだいたいの性能が分かるようになっています。
まず、KCシリーズにはプラズマクラスター7000が搭載されていて、KIシリーズにはプラズマクラスター25000が搭載されています。
例外として、2017年度のモデルからは、KIシリーズでも末尾の数字が100のものには、プラズマクラスターNEXTが搭載されています。
次に、アルファベットのA~Zは製品が発売された順番になっています。
若干バラバラなところもありますが、だいたい順番になっています。
そして重要なのが最後の数字です。
この数字は、大きくなればなるほど、より広い範囲の清浄ができます。
例えば、50なら13畳~15畳、70であれば16畳~18畳をカバーできるということになります。
アルファベットと数字の意味が分かれば、もう製品を選ぶのは簡単です。
まずは、KCシリーズ(プラズマクラスター7000)にするかKIシリーズ(プラズマクラスター25000)にするか、プラズマクラスターNEXTにするかを選びます。
そして、自分の部屋の広さで考えます。
10畳くらいなら40。
13畳くらいなら50。
16畳~18畳くらいなら70。
19畳~26畳くらいであれば75か100。
といった感じで選んでください。
この選び方でだいたいの人は自分に合った製品が決まるのですが、ここからは、実際に迷っている声をもとにピンポイントで製品を比較していきます。
KC-G40とKC-G50の違い
KC-G40とKC-G50を比較すると、KC-G50は以下の点でKC-G40を上回っています。
1、KC-G40は、集じんフィルターと脱臭フィルターが一体型となっているので、2つのフィルターしかありませんが、KC-G50はHEPAフィルター、脱臭フィルター、ホコリブロックプレフィルターの3つのフィルターがあります。
2、湿度/温度/24H電気代表示切替モニターがついています。
3、チャイルドロックがついています。
4、高温/高湿、乾燥/低温のみはり機能がついています。
5、照度センサーがついています。
6、給水のお知らせがあります。
7、加湿空気清浄範囲、清浄時間、風量、加湿量、などほぼすべてにおいて、性能が上回っています。
KC-G40は、現在11,700円で販売されています。
KC-G50は、現在14,980円で販売されています。
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KC-G50とKC-H50とKC-J50の違い
KC-G50とKC-H50の違いは、みつかりませんでした。
KC-J50はKC-H50、KC-G50と比べて、少し機能が減りました。
減った機能は次の3つです。
1、KC-H50は、湿度・温度・電気代を数字で表示していましたが、KC-J50は、湿度のみの高・適湿・低の3段階の表示ランプに変わりました。
2、照度センサーがなくなりました。
照度センサーがあると、部屋が暗くなったときに、表示部の明るさや風量を自動で変更してくれます。
3、「高温・高湿みはり」と「乾燥・低温みはり」の2つの機能がなくなりました。
この2つの機能があると、高温で高湿の状態、もしくは、低温で乾燥している状態になったときに、ランプと音でお知らせしてくれます。
KC-G50は、現在14,980円で販売されています。
KC-H50は、現在16,632円で販売されています。
KC-J50は、現在22,218円で販売されています。
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KI-HS40とKI-JS40の違い
KI-HS40とKI-JS40の機能面での違いは、みつかりませんでした。
KI-HS40は、現在12,997円で販売されています。
KI-JS40は、現在23,979円で販売されています。
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KI-HS40とKI-HS50の違い
KI-HS50はKI-HS40よりも、加湿空気清浄ができる範囲が広く、清浄時間も短いといった特徴がありますが、その他の機能面でも大幅に上回っています。
KI-HS50が上回っている機能は、
- 運転モード
- フィルター
- センサー
- モニター
- 無線LAN
の5つです。
運転モード
KI-HS50の運転モードには、KI-HS40にはない
- パワフルショット運転
- 効果実感モード
- おまかせ運転
があります。
「パワフルショット運転」は、カーテンやソファーに付いたニオイや菌を集中的にキレイにする運転モードです。
「効果実感モード」は、最大風量での吸じんや、センサーで検知しながら自動で気流を変えて消臭や除菌を行うモードで、外出中などに使うことで部屋の空気をパワフルにキレイにすることができます。
「おまかせ運転」は、加湿や風量を自動で切り替えてくれる便利な機能です。
フィルター
KI-HS40のフィルターは、集じん・脱臭一体型フィルターですが、KI-HS50は、集じんに【静電HEPAフィルター】、脱臭に【ダブル脱臭フィルター】の2段構えになっています。
センサー
KI-HS40には、ニオイ、湿度、温度のセンサーがついています。
KI-HS50は、ニオイ、湿度、温度の3つに加えて、ホコリ、照度のセンサーもついています。
モニター
KI-HS50のモニターには、KI-HS40にはない、【高温・高湿みはり】【乾燥・低温みはり】【PM2.5】【温度・湿度・電気代】と、多くの情報がモニターでわかるようになっています。
無線LAN
KI-HS40には、無線LANのシステムは搭載されていませんが、KI-HS50には、無線LANのシステムが搭載されています。
無線LANのシステムは、『COCORO AIR』と呼ばれ、スマホのアプリを使って、住んでいる地域の空気情報や花粉情報などを読み込んで、自動で運転してくれるようになります。
KI-HS40は、現在12,997円で販売されています。
KI-HS50は、現在22,780円で販売されています。
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KI-GS50とKI-HS50の違い
KI-GS50とKI-HS50の違いは、無線LAN機能があるかないかの違いのみです。
KI-HS50には、無線LAN機能が付いています。
無線LAN機能は、クラウドサービスを設定することで、その地域の花粉情報やPM2.5の情報を集めて、室内の空気を清浄するのに役立てる機能です。
そのほかにも、様々な機能がありますので、購入したときは、無線LANガイドブックで詳しく確認してみてください。
KI-GS50は、現在28,800円で販売されています。
KI-HS50は、現在22,780円で販売されています。
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KI-HS50とKI-JS50の違い
KI-JS50は、KI-HS50とほとんど同じですが、インターネットでつなぐ「COCORO AIR」という機能が進化しています。
KI-HS50は、屋外の温度や空気の汚さの情報を得て、空気清浄機の設定を自動でしてくれるという機能でしたが、KI-JS50には、ペット専用の運転モードが追加されています。
ペット専用の運転モードは、ペットの名前を登録して、「ワンちゃんおまかせ」もしくは「ネコちゃんおまかせ」モードで運転させておくことで、外出中に部屋が高温になっていないか、乾燥していないかなどのお知らせがくるので安心です。
KI-HS50は、現在22,780円で販売されています。
KI-JS50は、現在30,889円で販売されています。
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KI-GS50とKI-GS70の違い
KI-GS50とKI-GS70の違いは、KI-GS70のほうがKI-GS50より広い範囲の清浄をできるということ以外はほとんど変わりません。
取扱説明書もどちらの説明も一緒なので、一冊になっています。
KI-GS50は、現在28,800円で販売されています。
KI-GS70は、現在27,000円で販売されています。
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KI-GS70とKI-HS70の違い
KI-GS70とKI-HS70の違いは、KI-HS70に無線LAN機能がついているということだけです。
無線LAN機能は、「COCORO AIR」アプリで「おうちフィット」を設定すると、外の花粉やPM2.5などの空気情報と部屋の中の空気の汚れ度合いを考慮して、最適な運転を自動で選択してくれます。
KI-GS70は、現在27,000円で販売されています。
KI-HS70は、現在23,980円で販売されています。
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KI-HS70とKI-JS70の違い
KI-HS70とKI-JS70は、ほとんど同じですが、無線LANのシステム「COCORO AIR」の機能が進化しています。
『みまもり』という機能は、【温度みまもり】と【不在みまもり】があり、設定した上限・下限の温度を超えたり、不在なのに人を検知するとスマホのアプリに知らせてくれる機能です。
さらに『ペット専用運転』は、犬や猫の状態に合わせて、集じんや脱臭を行います。
KI-HS70は、現在23,980円で販売されています。
KI-JS70は、現在36,344円で販売されています。
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KI-GX75とKI-HX75の違い
KI-GX75とKI-HX75の違いは、無線LAN機能がついているかついていないかという違いしかみつかりませんでした。
無線LAN機能とは、外の花粉情報などをインターネットから取り入れて、室内の空気清浄に役立てる機能です。
その他にもたくさんの機能がありますので、購入したときはガイドブックを参照してください。
KI-GX75は、現在販売されていません。
KI-HX75は、現在36,531円で販売されています。
KI-HX75とKI-JX75の違い
KI-HX75とKI-JX75は、ほとんど同じですが、「COCORO AIR」という無線LANの機能が進化しました。
無線LAN機能を使うと、温度や湿度、空気の汚れをアプリで確認できたり、エアコンと連携させて暖房と加湿を組み合わせる運転や、照度センサーを使っておやすみ運転などが行えていました。
最新のKI-JX75には、ペットを飼っている人に便利な『ペット専用運転』が搭載されています。
KI-HX75は、現在36,531円で販売されています。
KI-JX75は、現在53,240円で販売されています。
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KI-HP100とKI-JP100の違い
KI-HP100とKI-JP100の違いも、上のKI-HX75とKI-JX75の違いと同じで、無線LANの機能が進化しているという部分の違いしかありません。
KI-HP100は、現在64,082円で販売されています。
KI-JP100は、現在72,800円で販売されています。
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