はじめに
シャープの加湿空気清浄機には、KIシリーズが
KI-AX70、KI-AX80、KI-BX50、KI-BX70、KI-BX85、KI-DX50、KI-DX70、KI-DX85、KI-EX55、KI-EX75、KI-EX100、KI-FX55、KI-FX75、KI-FX100、KI-GS50、KI-GS70、KI-GX75、KI-GX100、KI-HP100、KI-HS40、KI-HS50、KI-HS70、KI-HX75、KI-WF75、KI-WF100、
の25製品あります。
そして、KCシリーズが
KC-35C1、KC-51C1、KC-A40、KC-A50、KC-A70、KC-B40、KC-B50、KC-B70、KC-C70、KC-C100、KC-C150、KC-D40、KC-D50、KC-D70、KC-E40、KC-E50、KC-E70、KC-F40、KC-F50、KC-F70、KC-G40、KC-G50、KC-GD70、KC-H50、KC-HD70、KC-W35、KC-W45、KC-W65、KC-W80、KC-Y30、KC-Y45、KC-Y65、KC-Y80、KC-Z40、KC-Z45、KC-Z65、KC-Z80
の37製品あります。
その中でも、2018年8月7日現在でも主力で販売されている、
KI-GS50、KI-GS70、KI-GX75、KI-GX100、KI-HS40、KI-HS50、KI-HS70、KI-HX75、KI-HP100、KC-G40、KC-G50、KC-GD70、KC-H50、KC-HD70、
の14製品について比較していこうと思います。
プラズマクラスター7000と25000とNEXTの違い
シャープの加湿空気清浄機を比較するには、まずプラズマクラスターのことを知っておかなければいけません。
プラズマクラスターとは、製品から放出される、プラスイオンとマイナスイオンのことです。
そのイオンによって、空気中に浮遊しているホコリやチリや静電気などを取り除くことができるのです。
そして、そのプラズマクラスターは7000から始まって、25000、50000と、その数字が増えることで効果もあがるのです。
シャープはプラズマクラスター50000のことをプラズマクラスターNEXTと呼んでいます。
プラズマクラスター7000の効果とは、
・空気中のカビ菌の除菌
・空気中のウイルスの作用を抑える
・空気中の菌の作用を抑える
・ダニのふん・死骸などの空気中のアレル物質の作用を抑える
・家具や服についたタバコの臭いの分解・除去
・静電気を抑える
があります。
それに加えて、プラズマクラスター25000では、
・家具やその他に付着しているカビ菌の増殖を抑える
・家具や服などに付着しているウィルスの作用を抑える
・10畳の部屋で20分間プラズマクラスターを浴びた場合お肌にツヤを与える
といった効果があります。
さらにプラズマクラスターNEXTになると
・家具や服についた臭いの原因菌を除菌
・ストレスの度合いの軽減
・集中力の度合いの向上
などの効果があります。
さらにNEXTは、7000や25000に比べ、効果が出る速さが何倍にもなるものもあります。
シャープ加湿空気清浄機の型番の見方・選び方
KIシリーズにはプラズマクラスター25000が搭載されていて、KCシリーズにはプラズマクラスター7000が搭載されています。
しかし、一番最近発売されたKI-HP100にはプラズマクラスターNEXTが搭載されています。
その後に続くアルファベットのA~Zは製品が発売された順番だと思うのですが、若干バラバラなところもあるのでよくわかりません。
そして重要なのは最後の数字です。
この数字は、大きくなればなるほど、より広い範囲の清浄ができるということを現しています。
例えば、50なら13畳~15畳、70であれば16畳~18畳に対応しているということです。
ということを踏まえて、まずは
KIシリーズ(プラズマクラスター25000)にするかKCシリーズ(プラズマクラスター7000)
にするかを選びます。
そして、自分の部屋の広さと相談します。
10畳くらいなら40。
13畳くらいなら50。
16畳~18畳くらいなら70。
19畳~26畳くらいであれば100。
といった感じで選んでください。
この選び方でだいたいの人は自分に合った製品が決まるのですが、ここからは、実際に迷っている声をもとにピンポイントで比較していきたいと思います。
KC-G50とKC-E50とKC-F50の違い
KC-E50とKC-F50は機能的にはほとんど同じです。
適用床面積や風量や加湿量はKC-F50のほうが優れています。
KC-E50やKC-F50と比べてKC-G50には、以下の機能が付いていません。
・湿度が70%以上になるほど高いときに強めの風量とプラズマクラスターでちりやほこりを集めるモードがありません。
・PM2.5がどれくらい浮遊しているかを示すためのモニターがついていません。
・高感度ホコリセンサーがついていません。
・シャープ製のエアコンと連動して、空気清浄機の動きを調整する機能がついていません。
・自動的に運転を停止する、切タイマーはついていません。
KC-G50は、KC-E50の重たい部分を除いて、KC-F50の高性能な部分(適用床面積や風量や加湿量)を合わせた感じです。
KC-G50は現在も主力で販売されていますし、機能をだいぶ集約させたのもあって、現在税込み15,480円と、他の機種に比べて安くなっています。
KC-E50は、55,209円で販売されています。
KC-F50は、35,800円で販売されています。
下の画像をクリックして、販売店情報を確認してください。
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KC-G50とKI-GS50の違い
KC-G50とKI-GS50ではまずプラズマクラスターが7000と25000の違いがあります。
プラズマクラスターの違いは、このサイトの前半で説明しました。
KC-G50には、以下のものがついていません。
・汗やタバコの臭いをピンポイントで集中的にケアするパワフルショット運転が付いていません。
・PM2.5などの微粒子の多さを知らせるモニターがついていません。
・KI-GS50にはルーバーが前と後ろの二つ付いていますが、KC-G50には一つしかついていません。
・高感度ホコリセンサーがついていません。
KC-G50よりKI-GS50のほうが、清掃時間、風量、加湿量が上です。
その分、消費電力、運転音、電気代も上です。
KC-G50は15,480円、KI-GS50は23,052円で販売されています。
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KC-G40とKC-G50の違い
KC-G50と比べてKC-G40には以下のものがついていません。
・KC-G50はHEPAフィルター、脱臭フィルター、ホコリブロックプレフィルターの3つのフィルターがありますが、KC-G40は、集じんフィルターと脱臭フィルターが一体型となっているので、2つのフィルターしかありません。
・湿度/温度/24H電気代表示切替モニターがありません。
・チャイルドロックがついていません。
・高温/高湿、乾燥/低温のみはり機能がついていません。
・照度センサーがついていません。
・給水のお知らせがありません。
・加湿空気清浄範囲、清浄時間、風量、加湿量、などほぼすべてにおいて、性能は劣ります。
KC-G50は現在15,480円で販売されています。
KC-G40は現在11,980円で販売されています。
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KC-G50とKC-H50の違い
KC-G50とKC-H50の違いは、みつかりませんでした。
KC-G50は現在15,480円で販売されています。
KC-H50は現在15,590円で販売されています。
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KC-GD70とKC-HD70の違い
KC-GD70とKC-HD70の違いは、みつかりませんでした。
KC-GD70は現在販売されていません。
KC-HD70は現在46,670円で販売されています。
KI-GS50とKI-HS50の違い
KI-GS50とKI-HS50の違いは、無線LAN機能があるかないかの違いのみです。
無線LAN機能は、クラウドサービスを設定することで、その地域の花粉情報やPM2.5の情報を集めて、室内の空気を清浄するのに役立てる機能です。
そのほかにも、様々な機能がありますので、購入したときは、無線LANガイドブックで詳しく確認してみてください。
KI-GS50は現在23,052円で販売されています。
KI-HS50は現在23,800円で販売されています。
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KI-GS50とKI-GS70とKI-GX75とKI-GX100の違い
KI-GS50とKI-GS70の違いは、KI-GS70のほうがKI-GS50より広い範囲の清浄をできるということ以外はほとんど変わりません。
取扱説明書もどちらの説明も一緒なので、一冊になっています。
KI-GX75とKI-GX100の違いも、KI-GX100のほうがKI-GX75より広い範囲の清浄をできるということ以外はほとんど変わりません。
こちらも取扱説明書が一冊になっています。
違いですが、KI-GX75とKI-GX100には、以下の機能がついています。
・掃除機をかけたあとなどに、汚れた空気をきれいにする掃除アシスト運転がついています。
・そのときの部屋の状況に合わせてアドバイスをくれたりする「ココロエンジン」が搭載されています。
・プレフィルターにたまったごみなどを自動で掃除する「プレフィルター自動掃除機能」がついています。
・KI-GS50とKI-GS70は後ろのルーバーだけ自動で動きますが、KI-GX75とKI-GX100は前のルーバーも自動でスイングします。
目安としては、KI-GS50が13畳、KI-GS70が16畳、KI-GX75が21畳、KI-GX100が26畳です。
KI-GS50は現在23,052円で販売されています。
KI-GS70は現在34,000円で販売されています。
KI-GX75は現在81,540円で販売されています。
KI-GX100は現在54,780円で販売されています。
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KI-HS50とKI-HS70の違い
KI-HS50とKI-HS70の違いは、KI-HS50よりKI-HS70のほうが、広い範囲を清浄できるということ以外は違いがみつかりませんでした。
KI-HS50は13畳、KI-HS70は16畳が目安です。
KI-HS50は現在23,800円で販売されています。
KI-HS70は現在25,390円で販売されています。
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KI-GS70とKI-HS70の違い
KI-GS70とKI-HS70の違いは、KI-HS70に無線LAN機能がついているということだけです。
無線LAN機能は、「COCORO AIR」アプリで「おうちフィット」を設定すると、外の花粉やPM2.5などの空気情報と部屋の中の空気の汚れ度合いを考慮して、最適な運転を自動で選択してくれます。
KI-GS70は現在34,000円で販売されています。
KI-HS70は現在25,390円で販売されています。
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KI-GX75とKI-HX75の違い
KI-GX75とKI-HX75の違いは、無線LAN機能がついているかついていないかという違いしかみつかりませんでした。
無線LAN機能とは、外の花粉情報などをインターネットから取り入れて、室内の空気清浄に役立てる機能です。
その外にもたくさんの機能がありますので、購入したときはガイドブックを参照してください。
KI-GX75は現在81,540円で販売されています。
KI-HX75は現在37,180円で販売されています。
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