EMSとは
EMSを略さずに言うと、【Electrical Muscle Stimulation】です。
直訳すると電気的筋肉刺激です。
電気的筋肉刺激を分かりやすく言うと、身体に電気をあてることで、皮膚下の筋肉を刺激するということです。
EMS器具とは
電気によって刺激されることで、筋肉が動かされるという原理を使って、開発された道具がEMS器具です。
EMS器具は、低周波なら皮膚に近いアウターマッスルを鍛える目的で使われます。
中周波・高周波なら身体の深いところにあるインナーマッスルを鍛える目的として使えます。
周波数が高くなればなるほど、身体の深いところにある筋肉に刺激を与えることができます。
周波数を変えることで、鍛えることができる筋肉が変わりますので、EMS器具を選ぶときは、周波数もきちんと確認する必要があります。
EMSの歴史
EMSは、今から50年も前の1960年代に誕生しました。
当時は、ケガや病気や加齢で、身体を自由に動かせない人の筋肉が衰えてしまわないようにという目的で使われていたようです。
身体が、脳からの電気信号で動くように、脳からの電気信号が上手く働かない人には、外部から同じような電気を流すことで、筋肉を運動させたのです。
脳から伝わる電気信号が、20Hz程度ということで、EMS器具も20~30Hzを使うものが多いです。
しかし、脳からの信号と、外部からの電気刺激は違うという視点から、20Hzがベストとは言えない説も強いです。
現在も研究は進んでいて、スポーツ選手が筋肉を鍛えるために、EMSを使ったトレーニングもするようになりました。
EMSで外部から電気を加えることによる運動は、脳から伝わった電気信号による一般的な運動に比べて、高い効果を得られるという見解を出しているところもあります。
また、日本ではスポーツジムや整骨院にもEMSが導入され、効果が出ると評判になっています。
リバウンドしないダイエット
ダイエットには、炭水化物を抜いたり、カロリーの低い食材に置き換えたり、食事のカロリーを記録するといった食事を制限するダイエットがあります。
ジョギングや水泳などの有酸素運動で、脂肪を燃焼させるというダイエット方法もあります。
そのほかにも、数えればきりがないほどのダイエット方法が、出ては消えていっています。
どの方法を選んだとしても、ある程度の期間、きちんと決められた方法で、継続すればダイエットを成功させることができると思います。
しかし、私はそれらの方法で、もし痩せられたとしても、リバウンドしてしまう可能性が高いやり方のほうが多いと思っています。
私は、体質を改善することで、がっつり食べても太りにくい身体を作り上げることが、最善のダイエット方法だと考えています。
太りにくい体質
太りにくい体質には2種類あります。
1、食べたものを吸収する能力が低い
2、エネルギーの消費が多い
1の体質のかたは、大量に食べても普通の人に比べて、身体が栄養を吸収しないという人です。
なので、今ダイエットを考えている人は、しっかりと栄養を吸収できているので、絶対にこの体質ではありません。
しかも、この体質は病気の可能性があるので、手放しでは喜べません。
私が最善だと思っているのは、2の基礎代謝を増やすことで、太りにくい体質を作っていくというものです。
基礎代謝を上げることで、何もしていない状態でも内臓や筋肉がエネルギーを消費します。
1日に消費するカロリーのうちの6割くらいを基礎代謝がしめていると言われているので、重要さがわかると思います。
なので、基礎代謝を上げることで、ダイエットが成功したあとでも、リバウンドをする可能性が低くなります。
基礎代謝を上げる方法
基礎代謝を上げる方法の一つが、インナーマッスルを鍛える方法です。
インナーマッスルを鍛えることで、下がった内臓をもとの位置まで戻すことができます。
また、インナーマッスルは、姿勢を保持するために重要だと言われている筋肉です。
姿勢が良くなると、骨や筋肉が正しく使われるようになり、基礎代謝が上がるのです。
インナーマッスルを鍛えるには、体幹トレーニングなど、しんどい運動をやる必要があります。
EMSダイエット
EMSを取り入れることで、しんどい体幹トレーニングを、より効率的に行うことができ、インナーマッスルを鍛えることができるのです。
EMSの中周波と高周波は、身体の奥深くにあるインナーマッスルまで電気が届き、筋肉を収縮させることができます。
このEMSと体幹トレーニングを合わせることで、短時間で楽にインナーマッスルを鍛えられ、痩せにくい身体を手に入れることができるはずです。
そんなEMSをいち早く取り入れて、シェイプアップを指導していたのが、芸能人のヒロミさんです。
ヒロミさんは、すでにいくつかの自宅でできるシェイプアップ器具をプロデュースしています。
その中で、低周波と中周波を使ったEMSを詳しく取り上げたのが次の記事です。
⇒VアップシェイパーEMSの効果や周波数、使い方から販売店情報まで
そして、低周波と高周波を使ったEMSを詳しく取り上げているのが次の記事です。
⇒ディープエクサ18高周波EMSの効果や口コミ、販売店情報はこちら
さいごに
EMSを使うことで、身体の奥深くにあるインナーマッスルにまで刺激を与えることができます。
インナーマッスルを鍛えることで、基礎代謝を上げるだけでなく、血流を良くしたり、冷え性が治ったりと、メリットしかありません。
身体を鍛えようと思い立った人は、EMSを選択肢に入れて考えてみてください。